MySQLへ接続するODBCドライバをインストール

WindowsPCからMySQL(MariaDB)サーバーへODBC接続するためにドライバをインストールする準備と手順についてまとめてみました。

クライアントPC側のアプリケーションはMS_Accessを想定しています。

今回使用したドライバーはmysql-connector-odbc-5.3.10-win32.msiです。

なお、重要なデータを扱う際には最新のバージョンを使用するのが良いでしょう。

DBMS接続のドライバは32bitを使用

まず基礎知識として、OSであるWindows10は64bitを使用していてもインストールしているAccessが32bitであればODBCドライバも32bitのものを使用した方が良いようです。

ほかのOfficeソフトであるWord・Excelは32bitが一般的であるのでAccessも32bitをインストールするのが望ましいようです。

それから、オラクルから提供されるされる「mysql-connector-odbc」のインストールにはVisualC++の再配布可能パッケージが必要でした。

事前にVC++再配布可能パッケージを準備

ODBCドライバをインストールする前に「VisualC++の再配布可能パッケージ」をインストールします。
手順は次の通り

1.マイクロソフトのサイトから、VC++ 2010とVC++2013の再配布可能パッケージ(どちらも32bit:vcredist_x86.exe)をダウンロードする。

2.VC++ 2010の次に2013の順にダウンロードしたパッケージをインストールする。

※VisualC++再配布可能パッケージはどちらか一つをインストールすれば間に合いそうな感じがしますが、手元の環境では2010と2013の両方しかも2010を先にインストールしてから2013でないとODBCドライバがインストールできませんでした。

ODBCドライバのインストール

ドライバの実行環境が整ったところで、オラクルのサイトからダウンロードしたODBCドライバ(今回はmysql-connector-odbc-5.3.10-win32.msi)をインストール。

ODBCドライバインストール画面

ドライバのインストールプログラムを実行するとこちらの画面が表示されます。

typicalを選択

ここでは一番上のTypicalを選択しました。

ODBCドライバのインストール完了

Installをクリックするとインストールが自動で開始されドライバのインストールが完了します。

PCによりますが、VC++再配布可能パッケージがインストールされていないと途中でメッセージが表示されインストールが完了できません。

インストールが完了すれば、データベースサーバーへ接続が可能になりますが、MS_Accessからの利用には別途アプリケーションからの設定(OS側でも可能?)も必要でした。

私の印象では、利用に関して情報の少ないLibreOfficeBaseからのJDBC接続のほうが簡単に感じます。

AccessもBaseも操作性に評価すべき点がそれぞれあるので、今のところどちらも使えるように環境を整えています。

Accessのインストールで既存のOfficeが64bitだと表示される

先日、デスクトップのWinodwsPCにMicrosoftのMS-Access2016(32bit)をインストールしようとしたところ、PCにインストール済みのOfficeが64bitだから、それを削除してからAccessをインストールするようにとのメッセージが表示されました。

Accessをインストールしたいパソコンで使用しているOfficeはhome and business 2019です。

32bitなのに64bitが入っている?

Access2016のセットアッププログラムを実行しようとして出てきたのは、次のメッセージ。

エラーメッセージ

Accessインストールのエラー

要するにMS_Officeの64bit版がすでにインストールされているから32bitのAccessをインストールしたいなら64bit版をアンインストールしなければならないとのこと。

しかし、先にインストールされていたOffice2019は64bitではなく32bit版でした。

このメッセージに従い、Office以外の64bitのプログラムを適当にアンインストールしたらパソコンに不具合が出ることが予想されます。

OfficeにAccessを追加する場合の注意

先に確認していた情報で、パソコンにプリインストールされているOfficeにAccessだけを追加インストールする場合、既存のOffice2016にAccess2016は追加インストールできない仕様になっているというのは知っていました。

この情報から推測すると、最新バージョンのOffice2019には一つ前のAccess2016はインストールできなと思われますが、MS_Officeの2016と2019の仕様に大きな変更がないのであれば、Office2019にはAccessの2019と2016の両方がインストール不可能ということになります。

Accessが付属していなかったOffice2019にあとから追加インストールできるAccessのバージョンは2013と解釈できます。

※クイックインストールができないだけで何か特別な手順を踏めば同じバージョンがインストール可能なのかは分かりません。

Access2013をインストール

ためしにAccess2013の32bit版インストールメディアをPCにセットし同じOffice2019がプリインストールされたPCにインストールを試みたところ、あっけなくインストールが完了

どうやら、Office2019がプリインストールされたパソコンにはAccess2016はインストールはインストールできない仕様になっているようです。

今回は、たまたまマイクロソフトのOffice2019が入っていたパソコンへのAccess追加インストールでしたが、自分の場合Word、Excelはあまり使わないのでMS_Accessだけ単発でセットアップする機会の方が多く今回のような事象に出くわすことはないと思われます。

ビジネス向けモデルのパソコンでOfficeのWord、Excelのみが入った端末を使っていてAccessだけを追加したいときなどは今回と同じエラーがでるかもしれません。

データベース(DBMS)の学習に必要なもの

MySQLやMariaDBなどのDBMSとはどんなものなのか、サーバー構築からアプリケーションでの利用まで初歩的な実習にはどんなものが必要なのでしょう。

初心者がデータベースの実習に必要な物を「ハードウェア」「ソフトウェア」にわけてまとめてみました。

データベースの実習環境に必要なもの

データベースの基礎的な知識を得るためには、データベースサーバーの仕様や果たす役割、それとクライアントPCでの活用方法を知ることが重要と考えます。

データベース用のサーバーといっても、目的が学習用なので複数のクライアントに接続するわけではないので本格的なサーバーマシンではなく低スペックなパソコンで十分です。

大雑把には考えればサーバー用とクライアント用の2つのPCとそれを接続するネットワーク環境があれば、DBMSの基本知識を理解するには充分でしょう。

ハードウェア

上に書いたとおりパソコン2台の他に準備しなければならないのが、この2台を接続するためのネットワーク環境です。セキュリティー環境を整備していない学習用のデータベースサーバーを既存のネットワーク(家庭や事業所など)へ接続するのは危険です。

また、学習のためにネットワークを別途整備するためハブを購入するのも大変ですので「クロスLANケーブル」を使えばサーバーとクライアントを簡易的なネットワークとして接続できます。

【必要なハードウェア】

  • サーバー用PC
  • クライアント用PC
  • クロスLANケーブル

※PCは2台とも有線LANポートを装備しているもの

このサイトで実践しているようにSentOSをサーバーOSとしてインストールするならば、サーバー用PCのスペックはWindows10が動作する最低スペックで充分です。

クライアント用のPCも同等のスペックで充分でしょう。ネットワークの知識がある方ならセキュリティーが確保されている端末を用い既存のパソコンで実習は可能ですが、その際はあくまでも自己責任で接続することになります。

クライアント用のOSにはWindows10がお勧めですが(Accessを導入したい場合は必須)、知識がある方は同じくCentOSなどのLinux(アプリケーションでの検証はLibreOfficeなど)で代用可能です。

ソフトウェア

続いてソフトウェアですが、サーバーOSとクライアント用OS(Windows)が必要なのと、動作検証につかうデータベース用アプリケーションが必要になります。

また、DBMS(MySQL)の環境設定用としてphpMyAdminがあればデータベースの操作が簡単ですので、サーバー構築の際に適合するバージョンをダウンロードすればよいでしょう。

【必要なソフトウェア】

  • サーバーOS(CentOSなどをダウンロード)
  • WindowsOS(通常はパソコンに付属)
  • phpMyAdmin(サーバー構築時にバージョンを選定)
  • クライアント用アプリケーション(LibreOffice、Accessなど)

この中で、WindowsOSとAccessは新規に揃えたい場合に費用がかかります。

クライアント用のWindowsについては、PCを中古で調達した場合でもまず付属しているので問題ないと思われます。

Accessについては価格も高価ですので、とりあえずLibreOfficeのDaseなどを体験してみて、データベースの必要性や導入用途が明確になってから試してみるほうが良いでしょう。

 

今回とりあげたデータベースを実習する際そろえておきたいものは、DBMSとはどんなものかを簡単に実証してみたい方向けに当サイトがまとめたものです。

これでデータベースサーバーを構築してみたらもっと別なシステムを組みたくなった、または、もっと上級の知識を習得したいといった場合には別途ハードウェアやソフトウェアが必要になってきます。